例えば、
決算期をいつにしますか?
直ぐに思いつくのが3月決算ですね。
勤めていた会社が3月決算だから、有名企業の殆どが3月決算だから、先に開業した知人の会社が3月決算だから、等でしょうか?
決算期は基本的に自由に決められます、そして一度決めたらほとんど変更することがないのが決算期です。
自分の会社のスタイルに合わせて決算期を決めましょう。
通常決算期前後の流れは
決算事前検討→決算対策→決算日(たなおろし)→帳簿締切(売上げ確定)→決算書作成(承認)→申告書作成→申告・納税
となります。
決算日前後にそれなりの時間がとられます、申告書の作成は税務代理人である私達の仕事ですが、決算をする訳ですから会社側(スモール企業の場合は社長)の手続きも相当あります。
そして、申告・納税は決算日の翌日から2月以内です。
決算日までに計上された売上げは何時入金されますか?
現金商売、業者を通じての代引き決済、手形等業態に応じて様々ですが
申告・納税は決算日の翌日から2月以内です。
一番売上げが上がる時期、一番入金が増える時期、時間・精神的余裕がある時期を総合して決算期を決めましょう。
当事務所ではどの決算期であっても対応に一切の違いはありませんが、過去の税理士事務所勤務の経験等からできれば避けたほうがよい決算期を挙げてみます。
10月決算→12月申告・・・納税が年末になり賞与、その他の支払もあると資金ショートの可能性も、さらに時期的にもせわしない。
12月決算→2月申告 ・・・某IT外資系大企業も12月決算。2.8の閑散期に当たる場合は納税資金の心配が、さらに時期的に所得税、贈与税の確定申告の真っ只中であり税理士事務所・税務署では繁忙期に入っているため・・・
3月決算→5月申告 ・・・税理士事務所では古くから関与している大得意のお客様の決算が多かったりするので細かなフォローをしたい新規設立のお客様の場合・・・
さらに、決算手続中は既に新しい事業年度に入っていますので、決算とは別に事業計画等に時間を割かなければなりません。
その他、沢山打合せしたいことがありますので、詳しくはこちらから。